お気に入りなバンドな方々
そして、何の脈絡も無く紹介するは、プログレといったらこの人たち!
"King Crimson"
69年にデビューして今も現役。*1ただし、結成当時から残っているメンバーは一人のみ。けれど、どのキングクリムゾンを聞いても"キングクリムゾン"であるのはすごいと思う。
69年に結成してから何度もメンバーチェンジしているため、第1〜6期まで区分されるわけですが、*2大雑把に分けるとこんな感じ。
時期 | メンバー | |
---|---|---|
第1期 | 69 | ロバート・フリップ、イアン・マクドナルド、グレッグ・レイク、マイケル・ジャイルス、ピ−ト・シンフィールド |
第2期 | 70-72 | ロバート・フリップ、ボズ・バレル、メル・コリンズ、イアン・ウォレス、ピ−ト・シンフィールド |
第3期 | 72-74 | ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、デヴィッド・クロス、ビル・ブラフォード |
第4期 | 81-84 | ロバート・フリップ、エイドリアン・ブリュー、トニー・レヴィン、ビル・ブラフォード |
第5期 | 94-96 | ロバート・フリップ、エイドリアン・ブリュー、トニー・レヴィン、ビル・ブラフォード、パット・マステロト、トレイ・ガン |
第6期 | 99- | ロバート・フリップ、エイドリアン・ブリュー、パット・マステロト、トレイ・ガン |
ちなみに、ここに挙げた以外のメンバーチェンジを行っているので、これですべてじゃないので悪しからず。
まぁ、なんというか有名な人がぞろぞろいるわけで、グレッグ・レイクは後のELP、ビル・ブラフォードは元々YES、ジョン・ウェットンは後のASIA……などなど洋楽をかじってれば結構すごい面子が集まってるわけで。
当然、演奏に関して言えば文句をつけるところは基本的に無いです。
ただ、面白いのは面子によって同じ曲でもまったく曲調が変わってくる所。基本構成はドラム+ギター+ベース(スティック)+ソロイストなんだけども、編成によってサックスだったりバイオリンだったりギターだったりするうえに、ブルース寄りだったりジャズ寄りだったりもうすごいことに。
というか、説明しようとすればするほど字がたりなくなるこのジレンマ。
さて、そんなキングクリムゾンですがお勧めなアルバムとしては
In the Court of the Crimson King
Red
Absent Lovers
てなところを、挙げとく次第。
最初のは、全英チャートのトップに君臨していたビートルズの"アビィロード"を引き摺り下ろしたデビュー作。今聞いても、その鋭さは健在なのがすごい。
次のは第3期最後のスタジオアルバム。このアルバムは第4期以降の作品のマスターとも言えるアルバム。完成度高し。
最後は、自分の趣味。第4期末期のツアーからのライブアルバム。世間一般では、あまり評価が高くない第4期ですが、これを聞くとそんなことはないと思わせてくれる1品。基本的にライブ盤はどれもお勧めだったり。