ペンシルロケット

まぁ、さらりと流してくれると嬉め。


今宇宙遊泳中で有名なペンシルロケット
マスコミは触れませんが、ペンシルロケットの母体は実は特攻兵器だった「桜花」なのは割と有名な話。
戦時中から(兵器として)ロケット開発してた東大の開発陣は、戦後宇宙開発用にとロケットを開発しようとしました。が、当時宇宙用ロケットに必要不可欠な液体ロケットは参考にできる資料もなくデータも無い。もちろんアメリカが敗戦国の日本に(ドイツからかっぱらってきた)最新技術をくれるわけも無い。となると、データとして残ってるのは固体ロケットを利用した桜花のみ。
そんなわけで、ペンシルロケットが出来たわけです。


ちなみに、日本の固体ロケット技術は世界でも有数なのはかなり皮肉。
あと、マスコミはH2ロケットが打ち上げに失敗すると文句言いますが、むしろ世界標準からすると異常に失敗回数が少ないのは誰も知らなかったりする。


そんな戯言。